子どもの正しい飲み込み方とは?舌の癖と歯並びへの影響をチェック|加古郡播磨町土山駅徒歩1分の歯医者「ニコ歯科クリニック」

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子どもの正しい飲み込み方とは?舌の癖と歯並びへの影響をチェック

​お子さんが水分やご飯を飲み込むとき、舌が前に出ていたり、唇をギュッとすぼめたりしていませんか?

​毎日の食事で無意識に行っている「飲み込み」ですが、実は舌の動かし方に癖があると、歯並びや顎の健やかな成長に影響を与えることがあります。今回は、お子さんの正しい飲み込み方の基本と、おうちですぐに確認できるチェックポイントを分かりやすくまとめました。

​知っておきたい「子どもの正しい飲み込み方」と舌の癖

赤ちゃんは母乳やミルクを飲むとき、舌を前後に動かして飲み込みます。 その後、離乳食から普通の食事へと移行し、お口の機能が発達するにつれて、舌の先が上あごの前方部分(上の前歯の少し後ろ)に触れ、舌全体が上あごに沿うように動く、成熟した飲み込み方へと少しずつ変化していきます。

ところが、成長しても舌を前に突き出して飲み込む癖が残っていたり、普段から舌が低い位置や前方にあったりすることがあります。このような舌の使い方や位置は、出っ歯やすきっ歯、奥歯を噛んでも前歯が閉じない状態(開咬)などと関係することがあります。 特に歯並びへの影響を考えるうえでは、飲み込む瞬間の舌の動きだけでなく、普段の舌の位置も大切です。ただし、歯並びは遺伝的な要因や顎の成長、指しゃぶり、口呼吸など、さまざまな要因が重なって形づくられるため、舌の癖だけが原因とは限りません。

​ご家庭で食事やおやつを食べているときに、次のポイントを観察してみてください。


  1. ​飲み込む瞬間に、上下の前歯の間から舌がチラッと見える

  2. ​飲み込むときにお口の周りにグッと力が入り、あごに梅干しのようなシワができる
  3. ​普段からお口がポカンと開いていることが多い
  4. ​サ行やタ行の発音が少し不明瞭に感じる
  5. ​舌の正しい動きを育てるためのアプローチ

お子さんのお口の健やかな発達を考えるうえでは、見た目の歯並びだけでなく、舌や唇など、お口周りの筋肉の使い方にも目を向けることが大切です。

​歯科医院では、専用の器具を使った治療だけでなく、舌の正しい位置を覚えるトレーニング(お口の体操)などを取り入れ、お子さんが自然に正しい飲み込み方を身につけられるよう導いていきます。癖を頭ごなしに注意するのではなく、お子さんが楽しみながら継続できるように取り組むことが大切です。

​舌の癖に気づくと、「早く直さなければ」と焦ってしまう保護者の方もいらっしゃいます。しかし、舌の動きは長い時間をかけて身についた習慣であり、何度も注意したからといって、すぐに変わるものではありません。

私が診療で大切にしているのは、できていないことを叱るのではなく、まずお子さんと一緒に「舌は普段どこにあるかな」「飲み込むときにどう動いているかな」と確認することです。舌だけでなく、唇の閉じ方や呼吸、姿勢、食べ方なども確認し、その子に合った方法を考えていきます。

小さな変化を認めながら続けることが、正しい使い方を身につける第一歩です。ご家庭でも、繰り返し注意するより、上手にできたときに声をかけてあげてください。

まとめ

気にな癖はお気軽にご相談ください

​飲み込みの癖は無意識の習慣だからこそ、お子さん自身の力だけで直すのはなかなか難しいものです。「もしかしてうちの子も当てはまるかも?」と感じたら、一度お口の状態を確認してみるよいタイミングです。

​ニコ歯科クリニックでは、お子さん一人ひとりの成長ペースに合わせて、無理のないお口の発育サポートを行っています。食事中の癖や普段のお口の様子で気になることがありましたら、定期検診などの際にお気軽にご相談くださいね。

【執筆者】

ニコ歯科クリニック 院長 淺原 周平 ​

  • 日本障害者歯科学会 認定医 ​
  • 播磨学校歯科医会 理事
  • ​加古川歯科保健協会 理事 ​
  • 播磨歯科医師会 センター診療委員会 委員
  • ​日本糖尿病協会 登録歯科医 ​
  • 日本小児歯科学会 会員
  • ​播磨町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会 副会長

※資格・所属・役職は記事公開時点(2026年10月)のものです。

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